【ブナ科 コナラ属】 | Quercus aliena | |
【 楢柏 】 別名/ カシワナラ(柏楢) | ||
●落葉高木 ●高さ:25m ●花期:4月 雌雄同株 ●果期:その年の秋に熟す(1年で成熟) ●分布:本州(岩手,秋田県以南),四国,九州 ●生育地:山地 |
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参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) P232 |
H15.7.20 岡山県自然保護センター | H15.7.20 岡山県自然保護センター |
カシワと似て波状の鋸歯があるが,葉柄(ようへい)がきわめて長いのが特徴。(カシワはきわめて葉柄が短い) また,ミズナラは鋸歯の先端が尖る。 葉は互生(ごせい)で,枝先に集まって輪生(りんせい)状につく。 |
葉裏は灰白色で,星状毛(せいじょうもう)が密生する。 葉の付け根あたりには,たくさんのクロヤマアリが集まっていた。蜜を出しているようだ。アリを寄せることで,木に寄る害虫を防御しているとも言われている。 |
H15.7.20 岡山県自然保護センター | H15.11.23 岡山県吉備中央町豊岡上 |
枝先の葉の中心に,果実(かじつ)が数個つく。 これは今年の春に受粉したもので,この秋には成熟したドングリになる。 |
受粉したその年の秋に成熟するものには,他に,コナラ,ミズナラ,カシワ,アラカシ,シカラシ,イチイガシなどがある。 |
2006.11.8 岡山県高梁市有漢町 | |
殻斗(かくと)は,三角の総苞片が鱗の様に重なっている。(コナラ,ミズナラ,ウバメガシ,マテバシイなどが同様のつくり) ドングリは,ややずんぐりしており,表面に白い毛がうっすらとある。 |
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H15.11.23 岡山県吉備中央町豊岡上 | H16.1.27 岡山県吉備中央町 |
頂芽(ちょうが)のまわりに頂生側芽(ちょうせいそくが)が集まってついている。 | |
H17.5.1 岡山県吉備高原 | H17.5.1 岡山県吉備高原 |
雄花序。 新枝の基部から垂れ下がる。もう花粉も出尽くして,手で触れただけで花序ごとぽろっと落ちた。 |
雌花序。 新枝の先端にある。花柱は3個あるようだ。 |
●見分けるポイント●
●備 考●
(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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