ヒメヤママユ

 
■ 分  類 チョウ目 ヤママユガ科 ヤママユガ亜科
■ 学  名Saturnia janasii
■ 発生時期10〜11月
■ 分  布本州、四国、九州、対馬、屋久島
■ 大 き さ開帳 オス85〜90o メス90〜105o
■ 食 べ 物広食性:バラ科(サクラ、ウメ、ナシ、スモモ)スイカズラ科(サンゴジュガマズミ)ブナ科(クヌギ)ミズキ科(ミズキ)ユキノシタ科(ウツギ)カエデ科、ニレ科
ヒメヤママユ(成虫)

2019.10.14 岡山県吉備中央町(成虫)

ヒメヤママユ(終齢幼虫)

2012.7.28 岡山県鏡野町(幼虫)

ヒメヤママユ(幼虫)

2006.5.21 岡山県和気町(幼虫、カマツカ)

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■ 備    考
年1化で10月頃、ヤママユクスサンより少し遅れて羽化する。
和名のヒメヤママユは、ヤママユよりもやや小型であることに由来する。
体色には変異があるが、模様は安定している。

幼虫は淡い緑色で短く刈り込んだような毛が生えており、触れても大丈夫である。ただし、頭部に赤い斑紋のある中齢幼虫(3齢まで)は、棘を有し、触れると発疹を生ずるとの情報がある。
トップ3枚目の写真の幼虫は「みんなでつくる日本産蛾類図鑑」で、ウスタビガの幼虫と教えていただいた。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に広く分布し普通。(岡山県野生生物目録2019)
私の観察フィールドである吉備中央町では、10月中旬から11月上旬に見られる。
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