ガマズミ,スイカズラ科,ガマズミ属,学名:Viburnum dilatatum,かのんの樹木図鑑
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【スイカズラ科 ガマズミ属】 | Viburnum dilatatum | |
【 −− 】 別名 /アラゲガマズミ,ヨソゾメ,ヨツズミ | ||
●落葉小高木 ●高さ:5m ●花期:5〜6月 ●果期:9〜11月ごろ赤く熟す ●分布:北海道,本州,四国,九州(日本固有) |
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参考文献 1) 「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社)P444 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P171 |
ガマズミ,ミヤマガマズミ,コバノガマズミの葉の比較 ・本種の葉は,ふつう,ほか2種よりも大きく,しわが目立つ。 ・本種の葉柄には短毛や星状毛が密生。ミヤマガマズミの葉柄には長い絹毛が散生。 ・本種は,コバノガマズミよりも葉柄が長い。コバノガマズミは葉柄はほぼ無い。 |
上:ガマズミ 左:コバノガマズミ 右:ミヤマガマズミ |
「赫つ実(かがつみ)」(赤色に輝く果実)が転訛したという説,漢名の「莢めい(きょうめい)」の音読み「カメ」から「ガマ」に転じ,「酸味」(酸っぱい実)が付いたという説などがある2)。 |
低山からブナ林帯までの林内や林縁に生育し,日本の固有種。 岡山県内では,全域に分布するが,コバノガマズミ,ミヤマガマズミに比べるとやや目にする機会が少ないと感じている。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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