ガマズミ,スイカズラ科,ガマズミ属,学名:Viburnum dilatatum,かのんの樹木図鑑
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 【スイカズラ科 ガマズミ属】  Viburnum dilatatum
  ガマズミ  
【 −− 】   別名 /アラゲガマズミ,ヨソゾメ,ヨツズミ
●落葉小高木
●高さ:5m
●花期:5〜6月
●果期:9〜11月ごろ赤く熟す
●分布:北海道,本州,四国,九州(日本固有)
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社)P444
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P171

2005.5.31 岡山県加賀郡吉備中央町「大平山」
H15.5.30 岡山県「自然保護センター」 H16.5.23 岡山県「自然保護センター」
枝先に散房花序(さんぼうかじょ)を出し,白い小さな花を多数つける。花序の軸には,開出毛(かいしゅつもう)や星状毛(せいじょうもう)が密生。
コバノガマズミよりは開花が1ヶ月ぐらい遅く花を咲かせる。花冠
(かかん)は5深裂し,雄しべは5個は花冠から突き出ている。
H16.7.20 岡山県「自然保護センター」
若い果実(かじつ)
2006.9.24 岡山県「自然保護センター」
H15.10.5 岡山県「自然保護センター」 H15.10.19 岡山県「自然保護センター」
果実は,広卵形,長さ6〜8mm。赤色に熟す。
甘酸っぱく,昔は子ども達のおやつだった。
ミヤマガマズミ(左)とガマズミ(右)。ミヤマガマズミの方がやや大きい果実をつけることが多い。
2005.5.31 岡山県加賀郡吉備中央町「大平山」
葉は対生(たいせい),葉身は倒卵形から円形,長さ6〜14cm。縁には浅い鋸歯(きょし)が並ぶ。全体にしわしわっとした感じがする。
葉柄
(ようへい)や葉脈上には,短毛や星状毛(せいじょうもう)が密生。
※ミヤマガマズミは,長い綿毛が散生。コバノガマズミは葉柄が短いことで区別。
H15.11.16 岡山県「自然保護センター」 H15.11.16 岡山県「自然保護センター」
仮頂芽。若い枝には,開出毛(かいしゅつもう)や,星状毛(せいじょうもう)が密生している。 図鑑によると,中央にあるのが頂芽(ちょうが)で,その横にあるのが側生頂芽(そくせちょうが)であるらしい。
見どころ
ガマズミ,ミヤマガマズミ,コバノガマズミの葉の比較
・本種の葉は,ふつう,ほか2種よりも大きく,しわが目立つ。
・本種の葉柄には短毛や星状毛が密生。ミヤマガマズミの葉柄には長い絹毛が散生。
・本種は,コバノガマズミよりも葉柄が長い。コバノガマズミは葉柄はほぼ無い。
上:ガマズミ
左:コバノガマズミ
右:ミヤマガマズミ
名の由来
「赫つ実(かがつみ)」(赤色に輝く果実)が転訛したという説,漢名の「莢めい(きょうめい)」の音読み「カメ」から「ガマ」に転じ,「酸味」(酸っぱい実)が付いたという説などがある2)
岡山県情報
低山からブナ林帯までの林内や林縁に生育し,日本の固有種。
岡山県内では,全域に分布するが,コバノガマズミ,ミヤマガマズミに比べるとやや目にする機会が少ないと感じている。
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