バラ科ホザキナナカマド属ニワナナカマド,学名:Sorbaria kirilowii
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 【バラ科 ホザキナナカマド属】 学名 : Sorbaria kirilowii
  ニワナナカマド
  
【 庭七竃 】   別名 / チンシバイ
 ●落葉低木
 ●高さ:3〜4m(株立ち状)
 ●花期:6〜8月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:中国北部原産
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P677

H16.6.12 岡山県「半田山植物園」
株立ち状になるのでこのような光景をよく見かける。庭木としてよく利用される。
H16.6.12 岡山県「半田山植物園」
葉は奇数羽状複葉(うじょうふくよう)。小葉(しょうよう)は7〜11対(※写真では9対)。葉軸の基部から先端まで小葉の大きさにあまり違いはない。
H16.6.12 岡山県「半田山植物園」 H16.6.12 岡山県「半田山植物園」
同属のホザキナナカマドに比べて,小葉(しょうよう)の先端が尾状に長く伸びるのが特徴。 小葉(しょうよう)には,重鋸歯(じゅうきょし)が並ぶ。
H16.6.12 岡山県「半田山植物園」
主脈(しゅみゃく)基部には毛があるが,その他は無毛。
H16.6.12 岡山県「半田山植物園」 H16.6.12 岡山県「半田山植物園」
枝先に円錐花序(えんすいかじょ)を付ける。小さな花を無数に付ける。
香りはよくないらしいが,私は体験していない。
雄しべが約20本。写真では正確には数えられないがそれぐらいありそうだ。中央には,雌しべがあるが,柱頭(ちゅうとう)が5裂しているように見える。
ナナカマド ナナカマド属 落葉高木
ナンキンナナカマド ナナカマド属 落葉低木
ホザキナナカマド ホザキナナカマド属 落葉低木 小葉の先端はとがるが尾状ではない。
小葉の裏面ははじめ長い軟毛と星状毛がある。
ニワナナカマド ホザキナナカマド属 落葉低木 小葉の先端部が尾状に伸びる。
小葉の裏面は脈腋に毛がある以外は無毛。
名の由来
庭木として植栽されるからであろう。
岡山県情報
中国原産。岡山県でも庭木として植栽される。
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