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 【リョウブ科 リョウブ属】  Clethra barvinervis
 リョウブ  
【 令法 】   別名/ハタツモリ
 ●落葉小高木(らくようしょうこうぼく)
 ●高さ:8〜10m
 ●花期:6〜8月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:北海道(南部)本州,四国,九州
      
低地から,標高1900mの山岳まで広く分布する。
参考文献:「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社) P164
 
2008.6.1 岡山県吉備中央町
葉は互生
(ごせい)し、枝先に集まってつく。先端はやや尾状に尖り、基部はくさび形。表面は無毛、裏面は主脈上と葉腋(ようえき)にわずかに毛があるが目立たない。縁に沿うように,細く尖った鋸歯(きょし)が細かく並ぶ。葉柄(ようへい)や主脈は赤味を帯びていることが多い。
H15.6.27 賀陽町吉川
H15.7.6 岡山県佐伯町「自然保護センター」 H15.7.13 岡山県佐伯町「自然保護センター」
枝先から10〜20cmの総状花序(そうじょうかじょ)を数個出す。これはつぼみ。 下から順に美しい花を多数つける。花弁は5枚で雄しべは10個ある。
H15.7.31 岡山県吉備高原 H16.3.31 岡山県吉備高原
6月から8月にかけて,花の少ない林縁で,至る所にうっそうとした白い果序をつけ,ひときわ目立つ存在になる。この時期の吉備高原の主役はリョウブという感じ。
そして、もう少しすると林縁の主役は,クサギ,ヌルデ,タラノキなどに移っていく。
4月頃から,一斉に芽吹きが見られるようになった。カップ状に展開する葉は、遠目には花のように見えることもある。
2006.7.9 岡山県「自然保護センター」
リョウブの花は,あたかもチョウのレストラン。(左から,キマダラセセリ,オオチャバネセセリ,ミドリヒョウモン,キチョウ。他にもアゲハチョウやツマグロヒョウモンも訪れていた。)
H15.9.7 岡山県佐伯町「自然保護センター」 H16.1.1 岡山県 吉備高原都市
若い果実 熟した果実。花柱が残り,柱頭が3裂しているのが分かる。
H15.12.25 岡山県吉備高原 H15.12.25 岡山県吉備高原
冬芽。芽鱗(がりん)は2〜3個あるが,はがれやすいため,裸芽(らが)になっていることが多い。
2005.1.8 岡山県加賀郡吉備中央町 2010.1.20 岡山県久米郡美咲町
樹皮(じゅひ)は,薄く剥がれやすく,左のように滑らかになるが,生育場所によっては,右のように長く残る場合もある。
見どころ
樹皮は,ぽろぽろとはがれやすく,剥がれた跡は,滑らかな茶色っぽい鹿子(かのこ)模様を形成することもある。
※類似した樹皮をもつものにはサルスベリナツツバキカリンなど。
名の由来
ハタツモリ(畑つ守,畑積もり)は,平安時代にリョウブの葉が救荒食糧であるとして,田畑の面積を基準にして,リョウブの植栽や葉の貯蔵が命ぜられたことに由来するという説がある。リョウブ(令法)も,法令により定められた量という意味で同様の由来とされる。
岡山県情報
岡山県全域に自生する。
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