バラ科ボケ属カリン,学名:Chaenomeles sinensis,かのんの樹木図鑑
 もどる home ←検索サイトからこられた方は,ぜひホームへお越し下さい。

 【バラ科 ボケ属】  Chaenomeles sinensis
  カリン  
【 花梨 】   別名/カラナシ(唐梨),カラボケ,クワズナシ
 ●落葉高木
 ●高さ:6〜10m
 ●花期:4〜5月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:中国原産
(平安時代には渡来していたと言われる)
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社) P646
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)

2009.8.24 岡山県吉備中央町(植栽)
ナシ状果。長さ10〜15p。芳香がある。果肉は木質で固く,渋味があるため生では食べられない。果実酒にされる。
H17.5.22 岡山県吉備中央町(植栽) H15.7.23 岡山県吉備中央町(植栽)
H15.6.3 岡山県吉備中央町(植栽) H15.7.23 岡山県吉備中央町(植栽)
葉は互生(ごせい)する。 縁には腺状(せんじょう)の鋸歯(きょし)がある。
H14.11.20 岡山県「長船美しい森」
H14.12.15 岡山市「総合グランド」 H15.6.3 岡山県吉備中央町(植栽)
樹皮(じゅひ)は,成木では,鱗片状にはがれる。
H16.11.27 岡山県吉備中央町(植栽) H16.11.27 岡山県吉備中央町(植栽)
2010.5.5 岡山県吉備中央町(植栽) 2010.5.5 岡山県吉備中央町(植栽)
両性花(りょうせいか)と雄花が混生する。写真は雄花。
短枝
(たんし)の先に直径3pほどの淡紅色の5弁花を1個ずつ付ける。
両性花。花柱は5個ある。
H17.4.25 岡山県吉備中央町(植栽)
開花直前のつぼみ。
見どころ
●本種と近縁のマルメロ(Cydonia oblonga)は,中央アジア原産。江戸時代初めに中国を経て渡来したとされる。果実は洋ナシ形で,表面は綿毛に覆われている。樹皮は,カリンのように鱗片状に剥がれない。
●ナシ状果は,果肉が木質で渋味もあり,生では食べられないが,咳止めの薬や,果実酒として利用される。生薬名は「和木瓜(わもっか)」
名の由来
岡山県情報
植栽される。
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 もどる ホーム


Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system