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 【ムラサキ科 チシャノキ属】 学名 : Ehretia acuminata var. obovata
  チシャノキ  
【 萵苣の木 】   別名 / カキノキダマシ
 ●落葉高木(らくようこうぼく)
 ●高さ:10〜15m
 ●花期:6〜7月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州(中国地方),四国,九州,沖縄
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」P334 ※1
2008.6.28 岡山県吉備中央町

葉は互生
(ごせい)、基部はくさび形、先端は尖る。縁にはごく浅い鋸歯(きょし)が並ぶが、基部付近ではほとんど目立たない。表面には伏毛(ふくもう)がごくわずかにある程度。裏面は脈のわきにわずかに毛がある程度。肉眼で見るとほとんど無毛に見える。
2009.6.24 岡山県吉備中央町
2006.7.1 岡山県吉備中央町
2009.6.24 岡山県吉備中央町
2006年7月1日には花期が終わりかけていた。2009年6月24日は,ほぼ満開。
枝先に
円錐花序(えんすいかじょ)を出し,小さな白い花を多数つける。花弁は5裂し平開し,先端はやや反り返る。雄しべは5個あり,柱頭は2裂する。
H16.11.19 岡山県「後楽園」 H16.11.19 岡山県「後楽園」
別名をカキノキダマシというが,遠目にはまさにカキノキに見える。特に樹皮(じゅひ)の感じはうりふたつだ。 枝先に円錐状についた果実がまだいくらか残っていた。この葉などは,マルバチシャノキを思わせるほど,1個体の中でも葉の形には変異がある。
H16.11.19 岡山県「後楽園」 2009.6.24 岡山県吉備中央町
樹高があり,しかも,後楽園は絶えず地面が掃き清められているため落ち葉も見あたらない。やむなく望遠で撮った。 後楽園の個体よりも,葉の幅が広く,全体に丸みを帯びている。遠目にはカキノキの葉に似ている。
2009.6.24 岡山県吉備中央町
樹皮は灰褐色。縦に裂ける。

●見分けるポイント●

  1. 「岡山県野生生物目録2003年度版」によると、チシャノキは南部、中部にわずかに分布するが、マルバチシャノキの記載はない。
  2. マルバチシャノキはチシャノキよりも明らかに葉が大きく,形も丸っこい。また,果実もかなり大きい。
  3. 花序の外観がマルバチシャノキは散房状。チシャノキは円錐状。
  4. 別名をカキノキダマシともいい、葉の形や色がカキノキに似ている。ただし、カキノキは全縁(ぜんえん)である点で区別は容易。
カキノキ チシャノキ
カキノキの葉 チシャノキの葉
●備  考●
  1. 別名をカキノキダマシといい、樹皮や枝振り、葉の様子がカキノキに似ていることに由来する。また、チシャノキは、若菜を食用とし、その味が野菜のチシャ(萵苣)に似ていることに由来すると言われている。
    エゴノキ Styrax japonicaも、チシャノキの別名をもつが、語源は異なるといわれる。(エゴノキの備考参照)
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 


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