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 クスノキ科 クロモジ属】  Lindera umbellata
  クロモジ  
【 黒文字 】   別名 /−−
 ●落葉低木
 ●高さ:2〜5m
 ●花期:4月 雌雄異株
(しゆういしゅ),花は葉の展開と同時に開く。
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州
(東北地方南部以南の瀬戸内海側),四国,九州(北部)
参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P428
2008.6.8 岡山県吉備中央町
葉は互生
(ごせい)。葉身は倒卵状長楕円形で,長さ5〜10cm。基部はくさび形、先端は鈍く尖る。縁は全縁(ぜんえん)。表面は無毛。裏面は白味を帯び、脈上や縁に綿毛を有するが、やがて無毛になる。葉柄(ようへい)は赤味を帯びる。
2008.3.5 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
2004.4.5 岡山県吉備中央町 2005.4.25 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
雌雄別株。写真はいずれも雄株。葉の展開とほぼ同時に開花する。
アブラチャンやダンコウバイも同時期によく似た黄色い花をつけるが、いずれも葉の展開前に開花する。花被片(かひへん)は6個、雄しべは9個ある。
2003.2.15 岡山市半田山植物園 2003.6.6 岡山県吉備高原
黒くつやのある果実(かじつ)をつける。直径は約5mm。
2003.6.6 岡山県吉備高原 2003.11.22 岡山県吉備高原
秋の黄葉はたいへん美しい。 冬芽。葉芽(はめ・ようが)は紡錘形で,花芽(はなめ・かが)は,まるっこい形をしている。
H16.3.26 岡山県「宇甘渓」 H17.3.6 岡山県「宇甘渓」
葉の展開と同時に開花する。よく似たアブラチャンなどは花の展開が先。 かなりふくらんできているが,展開はもうちょっと先のよう。
見どころ
●クロモジの枝を折るとレモンのような強い香りが漂う。これは,材の中に揮発性の芳香成分があるため。材質は緻密で粘りがあり、昔から高級つまようじの材料とされてきた。
●同属のケクロモジ(Lindera sericea)(図1)は,クロモジよりもひとまわり葉が大きく,葉の表面に短毛が密生することで区別できる。
●同属のカナクギノキ(Lindera erythrocarpa)(図2)は,葉がクロモジに比べ細長い。また,枝はクロモジの新枝は緑色だが,カナクギノキは褐色である。また,カナクギノキの果実は赤色に熟す。
図1 図2
名の由来
クロモジの樹皮の表面には菌類が着生した黒い斑点ができることが多い。この模様を文字に見立てたといわれる。
岡山県情報
岡山県内では,中部,北部にかけて分布が多い。
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