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【クスノキ科 クロモジ属】 | Lindera umbellata | |
【 黒文字 】 別名 /−− | ||
●落葉低木 ●高さ:2〜5m ●花期:4月 雌雄異株(しゆういしゅ),花は葉の展開と同時に開く。 ●果期:9〜10月 ●分布:本州(東北地方南部以南の瀬戸内海側),四国,九州(北部) |
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参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P428 |
●クロモジの枝を折るとレモンのような強い香りが漂う。これは,材の中に揮発性の芳香成分があるため。材質は緻密で粘りがあり,昔から高級つまようじの材料とされてきた。 ●同属のケクロモジ(Lindera sericea)(図1)は,クロモジよりもひとまわり葉が大きく,葉の表面に短毛が密生することで区別できる。 ●同属のカナクギノキ(Lindera erythrocarpa)(図2)は,葉がクロモジに比べ細長い。また,枝はクロモジの新枝は緑色だが,カナクギノキは褐色である。また,カナクギノキの果実は赤色に熟す。 |
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図1 | 図2 |
クロモジの樹皮の表面には菌類が着生した黒い斑点ができることが多い。この模様を文字に見立てたといわれる。 | |
岡山県内では,中部,北部にかけて分布が多い。 | |
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