ブナ科コナラ属アカガシ亜属アカガシ,学名:Quercus acuta,かのんの樹木図鑑
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【ブナ科 コナラ属 アカガシ亜属】 | Quercus acuta | |
【 赤樫 】 別名 / オオガシ(大樫),オオバガシ(大葉樫) | ||
●常緑高木 ●高さ:20m ●花期:5〜6月 (雌雄同株) ●果期:翌年の秋 (2年で熟す) ●分布:本州(宮城・新潟県以西),四国,九州 |
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参考文献 (1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P248 (2) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年 (3) 狩山俊吾,岡山県のブナ科,倉敷市立自然史博物館研究報告,2007年 |
材は非常に堅く,緻密で粘りがあり,赤味を帯びた材が高級感を醸し出すことから評価が高い。木刀,ゲートボールのスティック,農具やカンナの台などの器具材,建築材,船の櫓や舵,荷車など様々な用途に用いられる。(1) 薪炭材としても利用される。 |
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材が赤いカシの仲間という意味。材の色が名前についているのは,その材が有用であった証拠である。 別名の「オオガシ」,「オオバガシ」は,葉が大きいという特徴による名だろう。 |
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岡山県内では,吉備高原以北の標高200〜600mの山地に分布するが稀。(3) アカガシ群落は,減少が心配されるとして岡山県版RDB(岡山県編,2003年)で「要注意」にランク付けされている。(3) 両山寺郷土自然保護地域(岡山県久米郡美咲町両山寺) 天福寺自然保護地域(岡山県加賀郡吉備中央町豊野) 郷土記念物 御前神社の樹林(岡山県総社市延原) |
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(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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