バラ科ナナカマド属ウラジロノキ,学名:Sorbus japonica,かのんの樹木図鑑
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 【バラ科 ナナカマド属】  Sorbus japonica
 ウラジロノキ  
【 裏白の木 】   別名 /−−
 ●落葉高木(らくようこうぼく)
 ●高さ:10〜15m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:本州,四国,九州
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑3>,2001年, P674
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
2008.6.9 岡山県吉備中央町
葉は互生
(ごせい)。基部はくさび形で,先端は尖る。縁には欠刻状(けっこくじょう)の鋸歯(きょし)がある。表面は初め軟毛(なんもう)を有するが次第に無毛になる。裏面は全体に綿毛(めんもう)を密生し,著しく白い。側脈間が盛り上がり,表面はでこぼこしている。
2005.5.4 岡山県津黒高原 H15.6.5 岡山県加茂川町 山林
5月,新葉には表面にも白い軟毛(なんもう)がある。 葉裏や葉柄には白い綿毛が密生し,おどろくほど白さが際だつ。
2011.5.7 岡山県加賀郡吉備中央町 H15.7.23 岡山県加茂川町「21世紀の森」
樹皮(じゅひ)。菱形の皮目(ひもく)が目立つ。老木になると,鱗片状にはがれる。 山中でこんな大木を見付けた。樹皮は鱗片状(りんぺんじょう)にはがれている。
H16.11.19 岡山県「護国神社」 H16.11.19 岡山県「護国神社」
縁には欠刻状の鋸歯がある。 うら面はほとんど白みを帯びていない。黄葉が近づいているためだろうか?主脈(しゅみゃく)上には長い毛が生えている。
H17.5.9 岡山県「大平山」
短枝(たんし)の先に,複散房花序(ふくさんぼうかじょ)をつける。
2013.8.19 岡山県新見市「剣山」
ナシ状果。長さ約1pの楕円形。赤色に熟し,表面には白い皮目がある。
H16.11.19 岡山県「護国神社」
短枝(たんし)の冬芽。光沢がある。
ナナカマド属アズキナシ
ナナカマド属ナナカマド
リンゴ属オオウラジロノキ
名の由来
葉の裏面が白いことによる。
岡山県情報
岡山県全域に分布する。
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