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 【バラ科 ナナカマド属】 学名 : Sorbus alnifolia
 アズキナシ   
【 小豆梨 】 別名/ハカリノメ,イドチ(「奥津町の植物」奥津ダム水没地域民族調査委員会) 
 ●落葉高木
 ●高さ:10〜12m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:北海道,本州,四国,九州
参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社) P670-673

2009.5.31 岡山県鏡野町
枝先に複散房花序を出し,清楚な5弁の花を多数つける。雄しべは20個程度あり,内側と外側に交互に傾いている。雌しべはY字状で柱頭が2個ある。
2007.10.14 岡山県立森林公園
葉は互生(ごせい)で,卵形または楕円形。葉柄は1〜2p。縁には浅い重鋸歯が並ぶ。先端は短く尖り,基部はくさび形。
2005.11.26 「岡山県立森林公園」 2005.11.26 「岡山県立森林公園」
赤く熟すナシ状果。表面には皮目(ひもく)がある。 別名のハカリノメは,樹皮(じゅひ)に見られる皮目(ひもく)を秤の目盛りに見立てたことによる。
2009.11.8 「岡山県立森林公園」

●備  考●
  1. 「岡山県野生生物目録2003岡山」によると,岡山県全域に自生するが,なぜか中部の吉備高原には少なく,中国山地と瀬戸内海沿岸に多い。
     
  2. アズキ(小豆)のように小さく赤い,梨に似た果実をつけることが名の由来と言われる。

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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