バラ科リンゴ属オオウラジロノキ,学名:Malus tschonoskii,by.かのんの樹木図鑑
 もどる ホーム ←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

 【バラ科 リンゴ属】 学名 :Malus tschonoskii
 オオウラジロノキ
【 大裏白の木 】   別名 / オオズミ,ヤマリンゴ 
 ●落葉高木
 ●高さ:10〜15m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州,四国,九州(九重山)
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P632

2011.727 岡山県新見市
葉は互生(ごせい)。葉身は長さ5〜14p,幅4〜9pの広卵形〜楕円形。先端はとがり,基部は円形。縁には不揃いな重鋸歯(じゅうきょし)がある。若い枝や,若い葉の表面の綿毛は成長とともに脱落するが,葉柄(ようへい)と葉の裏面の綿毛は後まで残る。
ウラジロノキに比べると側脈
(そくみゃく)の間隔が広く,重鋸歯(じゅうきょし)。また,葉裏はウラジロノキほど白くない。
2011.727 岡山県新見市
若い樹皮には丸い皮目が目立つ。
バラ科ナナカマド属ウラジロノキ,学名:Sorbus japonica

岡山県内に自生するバラ科リンゴ属の樹木
 ・ズミ
 ・オオウラジロノキ
*いずれも北部を中心に分布するが個体数は少ない。ズミは岡山県版RDBで絶滅危惧U類に指定されている。
名の由来
葉裏に綿毛が密生しており,ウラジロノキに似ているが,それよりも果実が大きいことからオオウラジロノキ。ウラジロノキは同じバラ科ではあるが,ナナカマド属(本種はリンゴ属)でそれほど近縁というわけではない。
岡山県情報
岡山県内では中部から北部にかけて分布するが,植林による伐採のため個体数は少なく,岡山県版RDBで準絶滅危惧に指定されている。
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 もどる ホーム


かのんの樹木図鑑 渓舟の昆虫図鑑

Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system