クロオビフユナミシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 ナミシャク亜科
■ 学  名Operophtera relegata
■ 発生時期12〜1月(年1化)
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さオス:開帳 28〜36o 前翅長 18〜23o
メス:体長9〜11o(翅が短く飛べない)
■ 食 べ 物ブナ科(イヌブナ、クヌギ、コナラ、アベマキ、シラカシ、アラカシ)カバノキ科(アカシデクマシデ)バラ科(ズミ、リンゴ)モミジ科(タカオカエデ)ツツジ科(ヤマツツジ
クロオビフユナミシャク(成虫、オス)

2019.12.8 岡山県吉備中央町
黒帯が明瞭な個体

クロオビフユナミシャク(成虫、オス)

2019.12.6 岡山県吉備中央町
黒帯が不明瞭な個体

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■ 備    考
冬に出現するナミシャク。名前の通り、前翅に黒い帯が複数本走るのが最大の特徴であるが、濃淡には個体差がある。

ヒメクロオビナミシャクと似るが、ヒメクロオビナミシャクはブナ帯の蛾である。
ヒメクロオビフユナミシャクと混同されていたが1982年に分けられた。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に分布するが少ない。特に県中部からはこのところ数十年間、記録がない。

《2019年 吉備中央町》
12月6日、ライトトラップに飛来。その後、多数の個体が頻繁に飛来した。
近くの林内でメスを探したのだが、見つけることはできなかった。最終は12月30日。
《2020年 吉備中央町》
12月5日、ライトトラップに飛来。その後、多数の個体が頻繁に飛来した。
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