ツツジ科ツツジ属ツツジ亜属ヤマツツジ,学名: Rhododendron kaempferi,by.かのんの樹木図鑑
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【ツツジ科 ツツジ属 ツツジ亜属】 学名 : Rhododendron kaempferi
 ヤマツツジ
【 山躑躅 】   別名 / 
 ●半常緑低木
 ●高さ:1〜3m
 ●花期:4〜6月
 ●果期:8〜10月
 ●分布:北海道(南部),本州,四国,九州
参考文献「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)pp.24-27

2007.5.27 岡山県吉備中央町「四平山」
岡山県の吉備高原では,コバノミツバツツジの開花が終わり,しばらくしてヤマツツジがあちこちで咲き始める。モチツツジも時折見かけるが,個体数はヤマツツジの方が圧倒的に多いようだ。
花冠は漏斗形で,5裂する。上側の裂片には,斑点があり蜜標(みつひょう)の役割を果たしている。雄しべは5個で,花糸は有毛。
2005.4.29 岡山県「鳴滝森林公園」 2005.4.29 岡山県「鳴滝森林公園」
葉には,裏表とも褐色の伏毛(ふくもう)が多い。
2006.4.30 岡山県「自然保護センター」 2007.5.27 岡山県吉備中央町「四平山」
芽鱗を持ち上げ開花直前のヤマツツジ あまり上に向かって生長せず,地面にへばりつくように生長している様子をよく見かける。

●備 考●

  1. 雄しべの数がポイント
    ツツジ属は雄しべは普通,5個または10個。吉備高原で見かけるツツジ属では,ヤマツツジ,シロバナウンゼンツツジモチツツジなどが5個の雄しべを有する。コバノミツバツツジは10個。ちなみに,街路樹や庭木として普通に見るオオムラサキやサツキは10個。岡山県北部に分布するレンゲツツジは5個である。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです
見どころ
雄しべ 5本のツツジ 雄しべ 10本のツツジ
名の由来
岡山県情報
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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