ゴマダラシロエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Antipercnia albinigrata
■ 発生時期5〜8月
■ 分  布本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 52〜55o
■ 食 べ 物クスノキ科(アオモジ、ダンコウバイヤマコウバシクロモジ)
ゴマダラシロエダシャク(成虫)

2021.8.12 岡山県吉備中央町上野

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■ 備    考
純白の地色に、黒点列が並び、一般の方には、蝶の仲間に見えるかも知れない。
黒点列をよく観察すると規則性があり、それぞれ内横線、中横線、外横線、亜外縁線を描いている。
(注)トップ写真のラインは、筆者が想像で描いたものであり、間違っているかも知れない。

本種の和名「ゴマダラ」は、白地に黒斑が多数入る昆虫によく付けられる。
(例)ゴマダラカミキリ、ゴマダラチョウ、ゴマダラオトシブミなど

本種は、外観の特徴により容易に同定できるが、以下の種などは雰囲気がよく似ているので気を付けたい。
オオゴマダラエダシャク
・オオシロエダシャク
クロフオオシロエダシャク
しかし、いずれの種もどこかに必ず黄色の部分があるので、それを覚えておけば本種と区別できる。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に広く分布し、普通。
(岡山県野生生物目録2019)
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