クスノキ科クロモジ属ダンコウバイ(ウコンバナ,シロヂシャ),LIndera obtusiloba,かのんの樹木図鑑
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【クスノキ科 クロモジ属】 | LIndera obtusiloba | |
【 壇香梅 】 別名/ウコンバナ・シロヂシャ | ||
●落葉低木 ●高さ:2〜6m ●花期:3〜4月 雌雄別株,花は葉の展開前に開く。 ●果期:9〜10月 ●分布:本州(関東地方,新潟県以西),四国,九州 |
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参考文献 1) 「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) P414 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社) |
●葉の大きさや3裂した様子が,アカメガシワ(Mallotus japonicus)(図1)に似るが,ダンコウバイのほうが切れ込みが深い。 ●花序はアブラチャン(Lindera praecox)(図2)に似るが,ダンコウバイには花柄がないのに対して,アブラチャンには明確な花柄がある。 |
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図1 | 図2 |
「本来はロウバイの1品種につけられた名前だが,明治時代に田中芳男がこの木の和名に転用して以来広く用いられている。1)」 材に芳香があり,ウメのように早春に咲くことによると思われる。 また,別名のウコンバナ(鬱金花)は,鬱金色の花を付けるという意味2)。 |
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岡山県では北部・中部を中心にほぼ全域に分布する。 | |
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