ミゾソバ

タデ科 タデ属                  1年草
学名 : Polygonum thunbergii  
( 溝蕎麦 ) 別名/ ウシノヒタイ
花 期  7〜10月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 水辺や田の畦などに群生する      
参考文献 山と渓谷社「野に咲く花」P372


2005.9.22 岡山県高梁市有漢町
湿地などに大群落を形成する。花は枝先に10数個集まってつき、花被の先端部が淡いピンク、花被は5個ある。
H15.9.21 岡山県「自然保護センター」 H15.9.21 岡山県「自然保護センター」
このように群生することが多い。
茎には下向きの刺があるが,ママコノシリヌグイや,アキノウナギツカミのような鋭い刺ではない。
別名の「ウシノヒタイ」のは,葉の形が牛の顔に似ていることによる。
先は細長く伸び,基部が張り出す独特の形。写真のように黒斑が入ることもある。
2006.10.8 岡山県「自然保護センター」
(上段左より)ツマグロヒョウモン、セセリチョウの一種、ヒメハラナガツチバチ、キンバエ、
(下段)オオハナアブ。多種多様な昆虫が訪れていた。
2006.10.8 岡山県「自然保護センター」 2006.10.8 岡山県「自然保護センター」
茎は赤みを帯び、托葉鞘は短く、先端に褐色の毛がある。
H15.9.21 岡山県「自然保護センター」
 ミゾソバの名は,溝に生える「ソバ」という意味である。ソバは,同じくタデ科であるが,タデ属ではなく,独立したソバ属である。


→オオイヌタデ
→アキノウナギツカミ
→イヌタデ


(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


 

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