タデ科 タデ属 1年草 | |
学名 : Persicaria longiseta (de Bruyn) Kitag. ( 犬蓼 ) 別名/ アカマンマ |
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花 期 | 6〜10月 |
分 布 | 日本全土 |
生育地 | 道ばた,荒れ地,畑 |
参考文献 山と渓谷社「野に咲く花」P378 |
2005.9.22 岡山県高梁市有漢町 | |
赤味の強い小さな花を密につけ,花序はやや垂れ下がる。別名の「アカマンマ」はこの赤い花をままごとの材料として子供たちが使ったことに由来する。 | |
2005.9.22 岡山県高梁市有漢町 | |
葉は細長く,互生(ごせい)する。 | |
2005.9.22 岡山県高梁市有漢町 | 2006.10.8 岡山県「自然保護センター」 |
托葉鞘(たくようしょう)は,タデの仲間を見るときの重要なポイントになる。 イヌタデは,托葉鞘の縁にある毛が大変長いのが特徴。 |
花期の後も、花被は残り、そう果を包み込む。そのため、つぼみと同じように見えてしまう。中には、黒くて艶のあるそう果が入っている。 |
イヌタデは,葉に辛みがなく役に立たないことから「イヌ」を付けられた。植物名においてイヌは「役に立たないもの」という意味を持つことが多い。比べられた相手は,ヤナギタデということだが,他のタデの仲間もほとんどが役に立たないだろうに,本種が「イヌ」に抜擢されたのはやはり,その旺盛な繁殖力の為だろう。 →オオイヌタデ →ミゾソバ →アキノウナギツカミ |
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