マメ科 ヤブマメ属 1年草 | |
学名 : Amphicarpaea edgeworthii var. japonica ( 藪豆 ) 別名/−− |
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花 期 | 9〜10月 |
分 布 | 日本全土 |
生育地 | 林縁,道端 |
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑 野に咲く花」P288 |
2005.9.18 岡山県高梁市有漢町 | |
2008.9.13 岡山県吉備中央町 | |
旗弁(きべん)は上部が紫色,翼弁,竜骨弁は白っぽい蝶形花(ちょうけいか)をつける。旗弁は後ろ向きに反り返っていることが多い。 茎には下向きの毛が密生する。萼筒にも毛が多い。 |
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2005.9.18 岡山県高梁市有漢町 | |
葉は3小葉(しょうよう)からなる。両面に伏毛(ふくもう)を有する。特に裏面脈上には長毛がある。 |
自分では未確認だが,ヤブマメは地中に閉鎖花(へいさか)をつけることで知られている。閉鎖花は地下茎につき,豆果(とうか)も地中にできる。 ★3小葉をもつマメ科草本(個人的によく混乱する種) ・ノアズキ(ノアズキ属) 黄色の蝶形花。 ・ヤブツルアズキ(アズキ属) 黄色の蝶形花。アズキの原種。 ・ヤブマメ(ヤブマメ属) 紫色の蝶形花。 ・ツルマメ(ダイズ属) 紫色の蝶形花。ダイズの原種。 |
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◆区別が難しいマメ科植物◆ |
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花があれば区別は容易だが 私自身,葉のみであまり比較したことがない。 |
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ヤブマメ(ヤブマメ属) | トキリマメ(タンキリマメ属) |
先端は鈍く尖る。 | 小葉の先端が尾状に尖る。 |
ツルマメ(ダイズ属) | ノアズキ(ノアズキ属) |
小葉の幅が狭い。ダイズの原種とされている。 | 小葉は先端付近で急激にすぼまり,先端は尾状となり,鈍く尖る。 |
ヤブツルアズキ(アズキ属) | ノササゲ(ノササゲ属) |
先端は尖るがあまり尾状にはならない。アズキの原種とされている。 | 基部の小葉の基部が切形。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。
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