キク科コウモリソウ属オオカニコウモリ,学名:Parasenecio nikomontanus,かのんの樹木図鑑
 もどる ホーム ←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

オオカニコウモリ

キク科 コウモリソウ属                            多年草
学名 : Parasenecio nikomontanus
( 大蟹蝙蝠 ) 別名/−− 
花 期 8〜10月
分 布 本州(主に日本海側)
生育地 やや湿り気のある林内
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P19
(2) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本V合弁花類,平凡社,1981年,P178
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2009.5.23 岡山県西粟倉村
葉は横に扁平で,5角形。葉の基部の縁から葉柄(ようへい)にかけて濃い紫色を帯びている。葉柄には白い毛が多い。
2009.5.23 岡山県西粟倉村 2012.8.29 岡山県新見市
花期は8〜10月,この時期はまだ,ツボミも付いていなかった。
2012.8.29 岡山県新見市
茎の先にやや散房(さんぼう)状に頭花をつける。頭花は白色で,5〜6個の小花からなる。小花は全て両性の筒状花(とうじょうか)で,花冠は浅く5裂し,花柱の先端は2裂し,反り返る。

この時期はまだつぼみ。開花までもう少しだろう。
2012.8.29 岡山県新見市 2012.8.29 岡山県新見市
茎上部の葉。基部がより心形になっている。 葉の裏面。脈上にはやや長い毛が散生している。
2013.8.19 岡山県新見市「花見山」
これはオオカニコウモウリだろうか。
名の由来
葉の形を“カニの甲”や“コウモリの翼”に見立てたのだろう。
岡山県情報
岡山県内では北部でふつう,中部では少ない。

岡山県内に自生するコウモリソウ属
和  名
モミジガサ
ウスゲタマブキ
オオカニコウモリ.
タイミンガサ
ニシノヤマタイミンガサ
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 もどる ホーム


Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system