キク科コウモリソウ属モミジガサ,学名:キク科コウモリソウ属,かのんの樹木図鑑
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モミジガサ

キク科 コウモリソウ属                         多年草
学名 : Parasenecio delphiniifolius
( 紅葉傘 ) 別名/ シドケ,シトギ,モミジソウ  
花 期 8〜9月
分 布 北海道(南部),本州,四国,九州
生育地 やや湿った林内
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P16
(2) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本V合弁花類,平凡社,1981年,P178
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.8.29 岡山県新見市「雄山,雌山」
葉はモミジ状に裂け,裂片の縁には不規則な鋸歯(きょし)がある。葉身は長さ約15p,葉柄は長さ約14pで翼(よく)はない。表面は無毛で光沢があり,裏面には絹毛がある。
茎の高さは60pに達する。地下茎を伸ばして増えるためしばしば群生する。
2012.8.29 岡山県新見市「雄山,雌山」
茎の先端に円錐花序を出し,白色の頭花(とうか)をまばらにつける。頭花は5個の小花からなり,すべて両性花。花柱の先端は2裂し反り返る。
2013.8.19 岡山県新見市「剣山」
葉が展開する前の若芽は食用になる。ヤマトリカブトの若芽と似ており,誤食による食中毒が時折あるようだ。ヤマトリカブトは,アルカロイド成分を含有しており,誤食すると嘔吐,下痢,手足や指の麻痺の中毒症状を起こし,死亡例もある。
名の由来
「モミジ」は葉がモミジ状に裂ける様子から,「カサ」は裂片がやや垂れ下がる様子を傘に見立てたのだろう。
岡山県情報
岡山県内では中部から北部にかけて分布する。

岡山県内に自生するコウモリソウ属
和  名
モミジガサ
ウスゲタマブキ
オオカニコウモリ.
タイミンガサ
ニシノヤマタイミンガサ
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