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カンサイタンポポ

キク科 タンポポ属              多年草
学名 : Taraxacum japonicum
( 関西蒲公英 ) 別名/−−
花 期  4〜5月
分 布 本州(長野県以西),四国,九州,沖縄
生育地 日当たりの良い野原など
参考文献 山と渓谷社「野に咲く花」P97


H17.3.13 岡山県「半田山植物園」
 タンポポ亜科の特徴のひとつとして,頭花(とうか)はすべて,舌状花(ぜつじょうか)からなる。また花弁の先端は小さく5裂している。
 噴水のようにクルリンと飛び出しているのが雄しべ。
H17.3.13 岡山県「半田山植物園」
 総包外片(そうほうがいへん)が反りかえらないのが,セイヨウタンポポと区別する際のポイント。セイヨウタンポポは,3〜9月を中心に一年を通して開花するが,カンサイタンポポは,春先に限定される。
2006.4.30 岡山県「自然保護センター」 2006.4.30 岡山県「自然保護センター」
痩果(そうか)は,明るい褐色。 ちょっと見えにくい写真だが…
痩果(そうか)が熟した花茎は立ち上がり少しでも遠くに種子を飛ばそうとするが,未熟なうちは茎を寝かしている。


岡山県下には,,セイヨウタンポポ,アカミタンポポ,カンサイタンポポ,シロバナタンポポ,キビシロタンポポ,ヤマザトタンポポ,クシバタンポポの7種のタンポポ属が自生する。
最も多いのがセイヨウタンポポ,アカミタンポポといった外来種,そして,関西に広く分布するカンサイタンポポである。
ヤマザトタンポポ及び,クシバタンポポについては,私は未だに観察できていない。今後注意してタンポポを観察してみたい。

 →セイヨウタンポポ
 →アカミタンポポ
 →カンサイタンポポ
 →シロバナタンポポ
 →キビシロタンポポ
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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