雄しべは基部のみ合着(がっちゃく)している。
雄しべはやや上部で合着(がっちゃく)し,筒状になっているため,合着が強い。
花弁は平開し1枚ずつばらばらに落ちる。
花弁は平開せず雄しべの基部と合着(がっちゃく)しているため,まとまって落ちる。
ツバキとサザンカの花において最も分かりやすい違いを紹介した。花弁の色については,園芸品種が多く,判断の材料にはなりにくい。
なお,ここでは,紹介できていないが,日本海側の多雪地帯に分布するユキツバキもあり,多雪に対応して幹が地を這うのが特徴である。
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