|
|
|
|
葉は4〜8pとトウネズミモチよりもひとまわり小さい。トウネズミモチよりも葉の中央よりが最も幅が広くなるものが多いが,基部近くが最長のものもあり決定打とはならない。 |
葉は6〜12pと,ネズミモチよりもひとまわり大きい。葉の基部近くが最も幅が広くなるのが特ちょう。 |
|
|
葉裏から光にかざすと…
側脈(そくみゃく)がほとんど透けない。 |
葉裏から光にかざすと…
側脈(そくみゃく)が明確に黄色く透ける。これは最も分かりやすい違いと言える。 |
|
|
果実はせいぜいこの程度しかつかない。 |
個体差や生育状況もあろうが,このようにたわわに実るのはトウネズミモチの特ちょうと言える。 |
|
|
果実は,より楕円形に近い。 |
果実は楕円形だが,ネズミモチよりも遥かに球形に近い。 |
トウネズミモチとネズミモチは,非常ににていて,ぱっと見た目にはなかなか区別が難しい。しかし,葉を光に透かす方法を知っていれば,容易に区別ができる。また,果実がたわわに実っているとまずトウネズミモチと考えても良いだろう。果実の形も分かりやすいポイントだ。
山中に自生しているものは,わたしの経験ではほとんどすべてネズミモチである。トウネズミモチがたわわに実らせる果実は野鳥のエサになるので,野生に逸出しても不思議ではないように思うが山中で見かけたことはない。 |