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 【モクセイ科 イボタノキ属】  Ligustrum lucidum   
  トウネズミモチ  
【 唐鼠黐 】   別名 / トウネズ 
 ●常緑小高木
 ●高さ:10〜15m
 ●花期:6〜7月
 ●果期:10〜12月に黒紫色に熟す
 ●分布:中国原産
参考文献:「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社) P284

H16.10.28 岡山県「護国神社」 H15.7.6 岡山県「自然保護センター」
葉は対生(たいせい)。卵形で全縁(ぜんえん),質は厚くなめし皮のような質感。同属のネズミモチににているが,葉の中央よりも基部よりがもっとも幅が広いのが特徴。ネズミモチは中央あたりが最も幅が広くなるものも多く混じる。
H16.12.27 兵庫県「王子動物園」 H16.12.27 兵庫県「王子動物園」
葉裏の様子。側脈が明瞭に見える。光にかざすと側脈がくっきりと透けて見える。ネズミモチではこのように透けることはないので,はっきりと区別できる。
H15.7.6 岡山県佐伯町「自然保護センター」 H15.9.15 岡山県賀陽町「ニューサイエンス館」
若い果実(かじつ)。熟すと黒色になる。
H15.12.22 岡山市「子供の森」
たわわに実った果実。このような様子をみかければ,トウネズミモチにほぼ間違いない。ネズミモチでこのようにたわわに実る姿を見ることはない。熟すと白い粉をかぶる。ネズミモチよりも球形に近い。
2006.12.25 岡山県吉備中央町
種子は灰褐色で,私の観察では,2個ずつ入っていることが多かった。(1つは未成熟で小さい場合もあった。)種子の表面にはしわがある。
H15.12.22 岡山市「子供の森」 H14.12 岡山市「総合グランド」
樹皮(じゅひ)には,皮目(ひもく)が目立つ。 常緑樹でじょうぶな葉をしているため,背の高い生け垣に使われることも多いようだ。
H16.12.27 兵庫県「王子動物園」
冬芽。

●見分けるポイント●


  くらべてみよう!「ネズミモチとトウネズミモチ」
  1. 卵形で鋸歯(きょし=葉の縁のギザギザ)がない。なめし皮のような質感。
  2. 葉は対生(たいせい)している。  (※モクセイ科のほとんどに共通)            ※モチノキの葉ににているが,モチノキは互生(ごせい)。
  3. 果実は,長楕円形(ちょうだえんけい)で黒紫色に熟す。
  4. ネズミモチとの区別
    • トウネズミモチのほうが葉が大きく先がとがる。
    • ネズミモチの葉は中央部がもっとも広く,トウネズミモチの葉は基部の近くが幅が広い。
        (右写真:ネズミモチ)
●豆知識●
  1. 果実(かじつ)がネズミのふんに似ていることからこの名が付いたといわれる。
  2. 「○○モチ」と名がついているが「モチノキ科」ではない。

メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです 

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