カバノキ科ハシバミ属ツノハシバミ,学名:Corylus sieboldiana,かのんの樹木図鑑
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【カバノキ科 ハシバミ属】 | Corylus sieboldiana | |
【 角榛 】 別名/ ナガハシバミ | ||
●落葉低木 ●高さ:2〜3m ●花期:3〜5月 雌雄同株,花は葉の展開前に開く。 ●果期:9〜10月 ●分布:北海道,本州,四国,九州 |
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参考文献 (1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P206 |
近縁に以下の種がある。 ・ハシバミ (Corylus heterophylla var. thunbergii) ・セイヨウハシバミ(ヘーゼルナッツ)(Corylus avellana) セイヨウハシバミの果実であるヘーゼルナッツ同様,堅果(けんか)が食用になる。ある温泉の売店で,セイヨウハシバミの堅果を「食べられるドングリ」と称して売っていた。たしかに,ドングリに似てはいるが…ドングリとはブナ科の果実を指す。この商品は「殻つきヘーゼルナッツ」とでもして販売すべきだろう。 |
榛柴実(はりしばみ)からの転訛したという説と,葉にしわが多いので葉皺(はしわ)が転訛したという説がある2)。 ツノ(角)は,角状に伸びた果苞の形に由来するということで間違いないだろう。 |
岡山県内は,北部を中心に分布する。吉備中央町では,多くはないが時に見かける。 |
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