バラ科サクラ属セイヨウバクチノキ,学名:Prunus laurocerasu,かのんの樹木図鑑
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 バラ科 サクラ属】  Prunus laurocerasu
  セイヨウバクチノキ 
【 西洋博打の木 】   別名 / −−
 ●常緑低木
 ●高さ:3〜6m
 ●花期:4月
 ●果期:
 ●分布:ヨーロッパ東南部〜西アジア原産
参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) P541
葉身15p,葉柄1p,幅6p (04/12/31)
互生
(ごせい)。縁には粗い鋸歯があり,基部に近づくほど間隔が広まる傾向にある。厚みがあり,タラヨウのように字を書くこともできる。両面とも無毛。
H15.12.7 岡山市「半田山植物園」 H15.12.7 岡山市「半田山植物園」
光沢のある厚い葉。互生(ごせい)している。 一見タラヨウかと思うほど,厚みにある葉。
H15.12.7 岡山市「半田山植物園」
2010.2.23 岡山県加賀郡吉備中央町 2010.2.23 岡山県加賀郡吉備中央町
冬芽。 バクチノキの様に,樹皮が鱗片状に剥がれることはないようだ。
見どころ
葉は肉厚で一見タラヨウに似ているが,タラヨウの方が厚みがあり,鋸歯が鋭い。
名の由来
ヨーロッパ産のバクチノキの意。バクチノキは,樹皮がぽろぽろと剥がれ落ちる様子を,博打打ちが,勝負に負けて丸裸にされる様子になぞらえたのが由来と言われる。
岡山県情報
セイヨウバクチノキは,植栽されたものをよく見かける。日本在来種のバクチノキ(Prunus zippeliana)は,岡山県内では海岸部にわずかに自生するのみで,絶滅危惧種に指定されている。
→バクチノキとセイヨウバクチノキの葉の比較
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