ナカモンキナミシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 ナミシャク亜科
■ 学  名Idiotephria evanescens
■ 発生時期4月中旬〜5月中旬(年1化)
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 オス22〜26o メス26〜28o
■ 食 べ 物ブナ科(ミズナラ
ナカモンキナミシャク(成虫)

2020.3.13 岡山県吉備中央町湯山

ナカモンキナミシャク(成虫)

2020.3.19 岡山県吉備中央町湯山

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■ 備    考
春に出現するナミシャク。
色彩は、変異に富む。触角は雌雄とも糸状。  
横脈紋の周りがぼんやりと淡いことが、和名の「モンキ(紋黄)」の由来だと思われる。

モンキキナミシャクギフウスキナミシャクに似る。
内横線と外横線の曲がり方を詳細に比較することで区別できる。
■ 岡山県の情報
岡山県中部から北部にかけて分布するが少ない(岡山県野生生物目録2019)とされているが、2020年岡山県吉備中央町では3月中旬から成虫が発生しており、筆者の観察では、決して少ないという印象ではない。

寄主植物は、ブナ科(ミズナラとされているが、筆者の観察フィールドである吉備中央町周辺にはミズナラは自生しないことから、コナラなどの近縁種を食していることが予想される。
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