ギフウスキナミシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 ナミシャク亜科
■ 学  名Idiotephria debilitata
■ 発生時期3〜4月
■ 分  布北海道、本州、四国、九州
■ 大 き さ開帳 27〜29o
■ 食 べ 物ブナ科(コナラ、カシワ)
ギフウスキナミシャク(成虫)

2020.3.21 岡山県吉備中央町上野

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■ 備    考
翅の地色は黄褐色。
内横線と外横線は、翅脈上で濃くなり、点列状になる場合が多いようだが、帯状になったり、消失したりと変異に富む。

飛来してしばらくは、翅を立てていることが多いが、落ち着くと翅を伏せて止まる。翅を立てているときには、後翅裏面の横脈紋が目立つ。
前翅の裏面にオスは4本の線があるとのこと(筆者未確認)。
同属のナカモンキナミシャクモンキキナミシャクに似る。2種に比べ本種は概して斑紋が不明瞭だが、この属は色彩斑紋は変異に富むことから、横線の特徴を比較する方が確かである。
■ 岡山県の情報
岡山県南部で普通。中部から北部では少ない。
2020年3月上旬、高梁市、吉備中央町でのライトトラップには、多くの個体が飛来した。
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