リンゴツノエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Comibaena delicatior
■ 発生時期6〜9月
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、南西諸島
■ 大 き さ開帳 45〜58o
■ 食 べ 物ヤナギ科、ブナ科(コナラ、クリ)ニレ科、バラ科(リンゴ、ナシ)カエデ科、ツツジ科、キク科
リンゴツノエダシャク(成虫)

2019.9.16 岡山県吉備中央町

リンゴツノエダシャク(成虫)

2023.8.19 岡山県吉備中央町 黒化型

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■ 備    考
夏に出現する大型のエダシャク。
内・外横線は黒く明瞭。内横線の内側と外横線の外側が赤褐色を帯びるのが特徴。
前翅は細長く、静止した状態では横に扁平に見える。
本種は♂♀に関わらず、前後翅とも一様に黒化し、外横線がかろうじて見える程度の黒化型が出現することがある。

オスはトビネオオエダシャク Phthonosema invenustariumに雰囲気が似るが、本種は翅が細長く、黒い外横線が太く明瞭である。
ウスイロオオエダシャクAmraica superansにも雰囲気が似る。ウスイロは、外横線外側の赤褐色部が翅頂部のみである。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に広く分布し、普通。(岡山県野生生物目録2019)
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