フタスジオエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Rhynchobapta cervinaria
■ 発生時期5〜6月、8〜9月
■ 分  布本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 24〜28o
■ 食 べ 物モチノキ科(アオハダ、ミヤマウメモドキ)、ハイノキ科(タンナサワフタギ
フタスジオエダシャク(成虫)

2020.4.30 岡山県吉備中央町湯山

フタスジオエダシャク(成虫)

2021.8.28 岡山県吉備中央町上野

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■ 備    考
淡褐色〜灰褐色の地色に2本のなめらかな横線(内横線・外横線)が目立つ。
和名の「フタスジ」は、これに由来するものと思われる。
基本的に、この横線は茶褐色で白い縁取りがあるが、このバランスは多様で、白線が太い個体と茶褐色が太い個体があるようだ。
前翅・後翅に1個ずつある小黒点も明瞭である。
また、胸部背面にある白い紋も本種を特徴づけている。

名前がよく似た蛾にフタテンオエダシャクがいるが、見た目は似ていない。
■ 岡山県の情報
岡山県北部で普通。中部では少ない。(岡山県野生生物目録2019)
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