ヤマダカレハ

 
■ 分  類 チョウ目 カレハガ科 マツカレハ亜科
■ 学  名Kunugia yamadai
■ 発生時期10〜11月(年1化)
■ 分  布本州、四国
■ 大 き さ開帳 オス70〜80o メス70〜110o
■ 食 べ 物ブナ科(コナラ、クヌギ、アベマキ、クリ、カシ類)
ヤマダカレハ(成虫)

2019.10.24 岡山県吉備中央町(オス)

ヤマダカレハ(幼虫)

2016.7.19 岡山県吉備中央町

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■ 備    考
クヌギカレハマツカレハと似るが、本種は、前翅の付け根付近にある大小の白斑が特徴である。
また、両者は亜外縁線がガタつくが、本種はほぼ滑らかである。

幼虫は、寝ぐせでも付いたかのようなボサボサの長い毛をもつ。偶然かも知れないが、暗い林内で目撃することが多いような気がしている。刺毛があり、触れると痒みや痛みを生ずるそうである。
■ 岡山県の情報
岡山県では南部から中部の平地の雑木林で普通。北部では少ない。(岡山県野生生物目録2019)
筆者の観察フィールドでは、ヒメヤママユと同時期に見ることが多い。
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