シソ科トウバナ属クルマバナ,学名:Clinopodium chinense var. parviflorum,かのんの樹木図鑑
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シソ科 トウバナ属 多年草 |
学名:Clinopodium chinense (Benth.) Kuntze var. parviflorum (Kudo) H.Hara
( 車花 ) 別名/−− |
花 期 |
8〜9月 |
分 布 |
北海道・本州・四国・九州 |
生育地 |
山地の草原 |
参考文献
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P148
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
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2008.10.4 岡山県吉備中央町 |
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2005.9.26 岡山県高梁市有漢町 |
2008.10.4 岡山県吉備中央町 |
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H16.8.26 岡山県吉備中央町豊岡上 |
唇形花(しんけいか)が茎のまわりに数段にわたって輪生する。唇形花は淡い紅紫色で下唇が大きく発達し,赤い斑点が見られる。花冠(かかん)には短毛が密生し,萼(がく)には開出毛(かいしゅつもう)がある。 |
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H16.8.26 岡山県吉備中央町豊岡上 |
H16.8.26 岡山県吉備中央町豊岡上 |
葉は対生(たいせい)し,鋸歯(きょし)がある。 |
茎の断面が四角なのはシソ科の特徴。
下向きの毛が密生している。 |
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唇形花が茎のまわりに数段にわたって輪生する様子が,車輪にたとえられクルマバナの名がついたと言われる。 |
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岡山県内に自生するClinopodium属
和名 |
学名 |
主な特徴 |
生育環境 |
クルマバナ |
Clinopodium chinense var. parviflorum |
花は淡い紅紫色
萼は紅紫色,毛あり |
山地の草原 |
ヤマクルマバナ |
Clinopodium chinense var. shibetchense |
花は白色
萼は白色,長毛が密生 |
湿った草地 |
トウバナ |
Clinopodium gracile |
花は淡い紅色
萼に短毛あり |
湿り気のある田の畦・道端 |
イヌトウバナ |
Clinopodium micranthum |
花はやや紫色を帯びた白色
萼に長毛が密生 |
山地の木陰 |
ヤマトウバナ |
Clinopodium multicaule |
花は白色
萼に短毛がまばら |
山地の木陰 |
引用文献:岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。
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