サクラソウ科オカトラノオ属オカトラノオ,学名:Lysimachia clethroides,かのんの樹木図鑑
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オカトラノオ

サクラソウ科 オカトラノオ属                     多年草 
学名 : Lysimachia clethroides Duby
( 岡虎の尾 ) 別名/−−
花 期  6〜7月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 日当たりのよい山草地,里草地
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P198


H16.6.6 岡山県「自然保護センター」 H16.6.6 岡山県「自然保護センター」
総状花序(そうじょうかじょ)を茎の先端に伸ばす。垂れ下がる様子を虎の尾に見立てて「虎の尾」の名がある。花は基部から咲き上がる。 花冠は5裂している(合弁花)。雄しべは5個あり,花糸(かし)には毛のようなもの?がある。
雄しべと花冠の裂片が対生しているのがサクラソウ科の特徴のひとつだそうだ。(※1)
H16.6.6 岡山県「自然保護センター」 H16.6.6 岡山県「自然保護センター」
同属のノジトラノオは,葉が細く茎に毛が多いことで区別できる。ただし,「岡山県野生生物目録2003」には,ノジトラノオの記載はない。 葉裏の様子。主脈(しゅみゃく)上にわずかに毛が見える。
2012.10.14 岡山市北区「龍ノ口山」
果期をむかえたオカトラノオ
分類 総状花序 備考
オカトラノオ サクラソウ科 上部は垂れる  
ヌマトラノオ サクラソウ科 ほぼ直立する  
ミズトラノオ シソ科 花は紫色 岡山県版RDBで野生絶滅
名の由来
丘,つまり草地に生育するトラノオの意味。トラノオは,長く伸びた総状花序を虎の尾に見立てたもの。
岡山県情報
岡山県内全域に分布する。
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