リンドウ科リンドウ属リンドウ,学名:Gentiana scabra var. buergeri,かのんの樹木図鑑
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リンドウ

リンドウ科 リンドウ属                         多年草
学名 : Gentiana scabra var. buergeri         
( 竜胆 ) 別名/えやみぐさ(疫病草、瘧草)
花 期  9〜11月
分 布 本州・四国・九州
生育地 日当たりのよい山野
参考文献
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P192
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2005.10.30 岡山県「自然保護センター」
花冠は紫色で長さ4〜5p,先端で5裂する。裂片と裂片の間には,副片がある。
花は日が当たっているときだけ開く。
雄性先熟
(ゆうせいせんじゅく)。つまり,雄しべが先に成熟し,花粉を出し切った後,雌しべが成熟する。
上の写真は,雄性期の花。雄しべが柱頭のまわりに寄り集まって花粉を出している。
2003.10.29 岡山県「21世紀の森」 2011.10.10 岡山県立森林公園
これは,ちょうど雄性期がおわりかけで,これから柱頭が開くところだと思われる。 雌性期の花。雄しべはほぼ花粉を出し終わり,雌しべの柱頭が開いている。
2011.10.10 岡山県立森林公園
ヒラタアブのなかまだと思う。
2003.9.21 岡山県「自然保護センター」 2005.10.30 岡山県「自然保護センター」
2003.9.21 岡山県「自然保護センター」
葉は対生(たいせい)。長さ3〜8pで,卵状披針形。3脈が目立つ。
2008.8.3 岡山県真庭市蒜山 2012.10.13 岡山県真庭市「三平山」
高さは0.2〜1mになる。
名の由来
根が漢方薬として利用され,りゅうたん(竜胆)と呼ばれることに由来する。
岡山県情報
岡山県内全域に広く分布する。
岡山県内に自生するリンドウ属は以下の3種(3)
花期 花冠の長さ 岡山県版RDB
リンドウ 9〜11月 4〜5p
フデリンドウ 4〜5月 2〜2.5p
コケリンドウ 3〜5月 1〜1.5p 絶滅危惧T類
ツルリンドウはツルリンドウ属
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