キンポウゲ科イチリンソウ属キクザキイチゲ,学名:Anemone pseudo-altaica,かのんの樹木図鑑
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キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草 | |
学名 : Anemone pseudo-altaica (菊咲一華) 別名/キクザキイチリンソウ |
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花 期 | 3〜5月 |
分 布 | 北海道・本州(近畿地方以北) |
生育地 | 山地の落葉樹林内 |
参考図書 (1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P336 |
2007.4.28 岡山県立森林公園 | |
長い花柄の先に,1つだけ花を開く。花弁はなく,花弁状の萼片(がくへん)が8〜12個,イチリンソウの5〜7個に比べるとかなり多い。中央には雄しべ,雌しべが多数ある。 | |
2007.4.28 岡山県立森林公園 | 2007.4.28 岡山県立森林公園 |
花茎(かけい)は赤味を帯び,白い綿毛が多い。 | 茎葉(けいよう)は,3個輪生(りんせい)し,3出複葉(さんしゅつふくよう)。柄には翼(よく)がある。小葉(しょうよう)は羽状(うじょう)に深裂し,鋸歯(きょし)がある。 |
2007.4.28 岡山県立森林公園 | 2007.4.28 岡山県立森林公園 |
時折,淡い紫色の花をつけた個体を見かけた。花色は変化に富むという。 | |
2008.4.29 岡山県立森林公園 | |
2007年には白花が多く,青みがかった花の個体はほとんど見かけなかったが,2008年にはむしろ青みがかった個体が多かった。 | |
2012.4.29 岡山県立森林公園 | |
名は花がキクに似ていることによる(1)。 |
岡山県内には,○○イチゲ(一華)という名称の植物が3種ある。 ・ユキワリイチゲ A. keiskeana Maxim. 中部にふつう,全域に分布 ・アズマイチゲ A. raddeana Regel 中・北部,少ない ・キクザキイチゲ A. pseudo-altaica H.Hara 北部,少ない |
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