キンポウゲ科イチリンソウ属アズマイチゲ,学名:Anemone raddeana,かのんの樹木図鑑
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アズマイチゲ

キンポウゲ科 イチリンソウ属                     多年草
学名 : Anemone raddeana
( 東一華 ) 別名/ ウラベニイチゲ
花 期 3〜5月
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 落葉樹林内や林縁,草地
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P335
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.4.8 岡山県加賀郡吉備中央町
花茎(かけい)の高さは15〜20p。早春に地上部を展開し,初夏には茎や葉を枯らす早春植物
根生葉
(こんせいよう)は2回3出複葉。小葉はさらに深裂する。
茎葉
(けいよう)は3個輪生し,3出複葉。小葉(しょうよう)は柔らかく垂れ下がり,先端部には細かな鋸歯(きょし)がある。
花は直径3〜4p。茎の先端から花茎をのばし,ひとつの花を咲かせる。花弁はなく,花弁状の萼片
(がくへん)は線状長楕円形で8〜13個ある。萼片の裏面はやや紫色を帯びる。
2012.4.8 岡山県加賀郡吉備中央町
2013.3.29 岡山県新見市哲多町
この地でも個体数は多くない。
名の由来
アズマ(東)は,関東地方を意味する。発見地が関東地方だったのか。
イチゲ(一華)は,花茎に1個の花をつけることにより,ユキワリイチゲキクザキイチゲなどイチリンソウ属に特徴的な名である。
岡山県情報
岡山県内では中部〜北部にかけて分布するが多くない(2)
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