キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草 | |
学名 : Anemone keiskeana ( 雪割一華 ) 別名/−− |
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花 期 | 2〜4月 |
分 布 | 本州(近畿地方以西)・四国・九州 |
生育地 | 樹林,竹林内 |
参考図書 山と渓谷社「山に咲く花」P337 山と渓谷社「野草の名前 春」P342 |
2008.3.15 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 | |
花弁状に見えるのは萼片(がくへん)で12〜22枚,淡い紫色を帯びるが変異がある。中央には雄しべと雌しべが多数あり,黄色い葯(やく)が目立っている。地下根が横に這うため群落を形成し,春先にはこれを見に訪れる人も多い。“雪割り”という名からは雪の中に開花した姿を思い浮かべるが,実際には,開花の時期には雪はない。 | |
2008.3.15 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 | 2008.3.15 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 |
先端はつぼみ。茎頂にはあらく切れ込んだ茎葉(けいよう)が3輪生する。 | 3輪生した茎葉の上には1本だけ花柄が伸びる。花柄には毛が密生している。 |
2004.3.23 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 | 2008.3.15 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 |
花は開閉運動をし,夜になると閉じる。 | お花畑とまではいかないが,地下根でつながった小さな群落を形成する。 |
H16.3.23 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 | |
小さなハエの仲間などが時折訪れているのを見かける。写真はゴキブリの幼虫だろうか?こういった昆虫も花粉を媒介するのか? | |
H16.3.23 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 | |
三菱のマークを思わせる根生葉(こんせいよう)。秋から地面に出て,冬を越す。冬の間,林床に降り注ぐ日光を独占し,地中の根茎に蓄えるのだろう。裏面は,紫色を帯びている。 |
◆過去の記録◆(すべて宇甘渓) 2004年3月23日 2006年 NO DATA 2005年3月 5日 1輪のみ開花していた 2007年3月 4日 2008年3月 9日 わずかに開花(3.15には満開) |
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