キク科オニタビラコ属オニタビラコ,学名:Youngia japonica (L.) DC. かのんの樹木図鑑
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オニタビラコ

キク科 オニタビラコ属                 1〜2年草
学名 : Youngia japonica (L.) DC.
( 鬼田平子 ) 別名/ −−
花 期  5〜10月
分 布 日本全土
生育地 道ばた,公園,庭
参考文献
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P108


2005.2.6 岡山県「自然保護センター」
オニタビラコのロゼット。春の七草の1つであるコオニタビラコ(旧称:ホトケノザ)を探していると,オニタビラコやジシバリばかり目についた。オニタビラコ(鬼田平子)の名の通り,大きなロゼットを広げている。
H17.4.29 岡山県「鳴滝森林公園」 H17.4.29 岡山県「鳴滝森林公園」
長い茎の先端に,多数の頭花(とうか)を散房状(さんぼうじょう)に付ける。
頭花(とうか)は両性の舌状花(ぜつじょうか)のみから成り,舌状花(ぜつじょうか)の先には5歯がある。
これはタンポポ亜科に共通する特徴である。
根生葉(こんせいよう)は羽状に切れ込む。茎は写真のように紫色を帯びることも多い。
H17.4.29 岡山県「鳴滝森林公園」 上 2005.3.19 岡山市「半田山植物園」  
下 2005.2. 6 岡山県「自然保護センター」
太い花茎をまっすくに伸ばす。 羽状に切れ込んだ根生葉(こんせいよう)。上の写真では,茎や葉に細かな毛が密生しているのがよく分かる。
2006.12.23 岡山市
岡山市の中心部の路地裏。アスファルトの隙間でたくましく生きるオニタビラコ。小さいながらも,しっかりと花まで咲かせている。
和名 分類 生育地 花期 頭花
オニタビラコ オニタビラコ属 道端,公園 5〜10月 立ち上がる 直径7〜8o
コオニタビラコ ヤブタビラコ属 水田 3〜5月 斜上する 直径10o,6〜9の舌状花
ヤブタビラコ 林縁,田の縁 5〜7月 直径8o,18〜20の舌状花
名の由来
「田平子」は,水田にロゼット状の根生葉を平たく広げる様子を表現したもの(1)。「鬼」は大型であることを表している。
岡山県情報
岡山県全域に広く分布する。
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