イラクサ科ウワバミソウ属ウワバミソウ,学名:Elatostema umbellatum var.majus,かのんの樹木図鑑
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ウワバミソウ

イラクサ科 ウワバミソウ属                     多年草
学名 : Elatostema umbellatum var.majus
( 蟒蛇草 ) 別名/ ミズナ(水菜),ミズ 
花 期 4〜9月
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 山地の沢沿い
参考図書
1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P375
2) 佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年

2011.10.2 岡山県真庭市神庭
高さは20〜40p。葉は互生(ごせい),葉身はゆがんだ長楕円形で,先端は尾状に長くとがる。葉縁には粗い鋸歯(きょし)が並ぶ。両面に粗毛がある。
2011.10.2 岡山県真庭市神庭
2011.10.10 岡山県立森林公園
茎の節(せつ)は,秋に肥厚し,珠芽(むかご)を形成する。また,節に力を加えると容易に切れる。
葉の先端 茎の節 葉の長さ
ウワバミソウ 尾状に長くとがる 秋に肥厚する 4〜10p
ヒメウワバミソウ 尾状に長くとがる 3〜6p
ヤマトキホコリ とがるが尾状ではない 秋に肥厚しない 3〜10p
*参考資料 2) 佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年
名の由来
蟒蛇(うわばみ)とはヘビのこと。ヘビの出そうな湿った場所に生育することによるらしい。しかし,私としては前方にせり出すようないびつな葉の形とつき方,地を這うように斜上する茎の様子がヘビのような気味の悪さを感じさせるようにも思うのだが。
別名のミズナ(水菜)は,瑞々しく,茎や珠芽が食用になることに由来する。
岡山県情報
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