イラクサ科ミズ属コミヤマミズ,学名:Pilea pseudopetiolaris,かのんの樹木図鑑
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コミヤマミズ

イラクサ科 ミズ属                        1年草
学名 : Pilea pseudopetiolaris
( 小深山みず ) 別名/−−
花 期  8〜10月
分 布 本州(近畿地方以西)・四国・九州
生育地 山中の木陰の湿った場所
参考図書
1) 保育社「原色日本植物図鑑」P628
2) 佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年


2011.10.2 岡山県真庭市神庭
2006.11.25 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
小さな谷川沿いの林内に群生していた。地下茎がある。(※1
2006.11.25 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
葉は長い柄があり長楕円形。先端は尾状に伸びてとがり,縁には粗い鋸歯が並ぶ。表面にはやや光沢がある。3脈が目立ち,独特の葉脈模様が見える。裏面には,3脈が隆起し,脈上にうっすらと毛がある。
2006.11.25 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
茎はみずみずしい感じで,茎に沿って赤褐色の筋が見える。葉の付け根の間の節がこぶ状にふくらんでいる。このこぶにどういう意味があるのだろう?
2011.10.2 岡山県真庭市神庭
2012.8.24 岡山県新見市
葉の形 葉の先端 そう果の長さ
ミヤマミズ 長楕円形 先は短くとがる 1.2-1.5o
コミヤマミズ 狭卵状長楕円形 先は長くとがる 0.5o
ヤマミズ 広卵形(明らかに小さい)
*参考資料 2) 佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年
名の由来
深山に生えるミズの意味。ミズは葉や茎の瑞々しさに由来するのだろう。
岡山県情報
岡山県のミズ属は次の5種(「岡山県野生生物目録2003年度版」)
 ・コミヤマミズ(P. notata) *本種
 ・ミズ(P. hamaoi)
 ・ヤマミズ(P. japonica)
 ・ミヤコミズ(P. kiotensis:準危急種)
 ・アオミズ(P. pumila)

* ミヤマミズの記載はない。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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