ゴマノハグサ科クワガタソウ属タチイヌノフグリ,学名:Veronica arvensis,かのんの樹木図鑑
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タチイヌノフグリ

ゴマノハグサ科 クワガタソウ属           2年草
学名 : Veronica arvensis
( 立犬の陰嚢 ) 別名/−−
花 期  4〜6月
分 布 ユーラシア・アフリカ原産
生育地 道ばた,畑,荒れ地など
参考図書
 山と渓谷社「野に咲く花」P146
 山と渓谷社「野草の名前 春」P202


2006.4.24 岡山県「宇甘渓」
コバルトブルーの花は小さいが美しい。萼片(がくへん)に比べて花弁がずいぶんと小さい。
2006.4.24 岡山県「宇甘渓」 2006.4.24 岡山県「宇甘渓」
茎は赤紫色で長い毛が多い。葉の縁にもやや長めの毛がある。縁には大きくて丸い鋸歯がある。 若い刮ハ(さくか)。
見どころ
オオイヌノフグリとよく似た花をつけるが,小さく目立たない。茎は名の通りひょろりと立ち上がり,弱々しい感じがする。しかし,目を凝らすと至る所に群生しており,繁殖力の強さがうかがわれる。現在は日本各地に広まっている。
→オオイヌノフグリ,タチイヌノフグリ,イヌノフグリの比較写真
名の由来
茎が立ち上がるイヌノフグリ(Veronica didyma var. lilacina)の意味。イヌノフグリは犬の陰嚢の意味。刮ハ(さくか)の形が犬の陰嚢に似ていることから牧野富太郎が命名したとされる。
岡山県情報
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