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ヤブヘビイチゴ

バラ科 ヘビイチゴ属                多年草
学名 : Duchesnea indica
( 藪蛇苺 ) 別名/−−
花 期  4〜6月
分 布 本州・四国・九州
生育地 藪などの林縁
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P299


2009.7.11 岡山県久米郡美咲町
2005.9.13 岡山県久米郡美咲町 2009.7.11 岡山県久米郡美咲町
偽果(イチゴ状果)。子房は肥大せず,肥大した花床のまわりに多数の痩果(そうか)がつく。(表面にあるつぶつぶのひとつひとつが痩果。)
ヤブヘビイチゴは痩果に光沢があり,ヘビイチゴにはしわがあり光沢がない。
2005.9.13 岡山県久米郡美咲町 2005.9.13 岡山県久米郡美咲町
ヘビイチゴと同じような花を1つずつつけるが,ヘビイチゴよりもひとまわり大きい。
2005.9.13 岡山県久米郡美咲町 2009.7.11 岡山県久米郡美咲町
葉は,ヘビイチゴと同じく長い柄を有する3小葉(しょうよう)からなるが,ヘビイチゴよりも明らかに大きい。 シュートを伸ばした先で根を出し,群落を形成する。
2005.4.16 岡山県吉備中央町
別の場所で見かけた個体。副萼片(ふくがくへん)が萼片よりも短いことがヤブヘビイチゴの特徴。ヘビイチゴの場合は,副萼片が萼片よりも外に張り出し,花を上から見たときにはみ出して見える。

●見分けるポイント●
  1. ヘビイチゴ(Duchesnea chrysantha)
    ・花の副萼片(ふくがくへん)が,花弁の外におおきく出る。
    ・そう果にはしわがあり,つやなし。
    ・小葉(しょうよう)は3枚。
     
  2. ヤブヘビイチゴ(Duchesnea indica)
    ・花の副萼片が,花弁の外にわずかしか出ない。
    ・そう果にはしわなく,つやあり。
    ・小葉は3枚。
     
  3. オヘビイチゴ(Potentilla kleiniana)
    ・キジムシロ属,果床が肥大化しないので,果実の外見が全く異なる。
    基本的に小葉は5枚。
ヘビイチゴ ヤブヘビイチゴ
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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