アカネ科ヤエムグラ属カワラマツバ,学名:Galium verum var. asiaticum f. nikkoense,かのんの樹木図鑑
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カワラマツバ

アカネ科 ヤエムグラ属                 多年草
学名 : Galium verum var. asiaticum f. nikkoense
( 河原松葉 ) 別名/ −− 
花 期 6〜8月
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 土手,河原
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P126

2008.8.31 岡山県吉備中央町H16.8.25 岡山県津黒高原
高さは30〜80pにもなる。この株は斜面の草地からせり出すように茎を伸ばしていた。
2011.6.14 岡山県高梁市巨瀬町
葉は線形で,8〜10個が輪生している2個が本来の葉で,ほかは托葉(たくよう)が変化したもの。葉や茎には白い軟毛が密生している。
2011.6.14 岡山県高梁市巨瀬町
葉は長さ2〜3p。先端は針状にとがる。表面には光沢がある。
2011.6.14 岡山県高梁市巨瀬町
花は直径が約2oと小さいが,円錐状に多数の花をつけるのでボリューム感がある。花冠は淡黄色で4深裂して平開する。雄しべは4個あり,葯(やく)は黄色,花糸(かし)は白色。
花冠が黄色いものをキバナカワラマツバと言い,本種の母種。
岡山県内のヤエムグラ属
 ・ヒメヤエムグラ(Galium gracilens)
 ・クルマムグラ
 ・オオバノヨツバムグラ
 ・キクムグラ
 ・キヌタソウ
 ・クルマバソウ
 ・ミヤマムグラ
 ・ヤマムグラ(Galium pogonanthum)
 ・オオヤマムグラ
 ・オオバノヤエムグラ
 ・ヤエムグラ(G. spurium var. echinospermon)
 ・ヨツバムグラ
 ・ホソバノヨツバムグラ
 ・オククルマムグラ(G. trifloriforme)
 ・キバナカワラマツバ
 ・カワラマツバ(本種)
名の由来
河原に多く,葉が松葉のように線形であることによる。
岡山県情報
県内全域に分布。特に中部から南部にかけて多い。
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