◆散房花序(さんぼうかじょ)◆

総穂花序(そうすいかじょ)のひとつ。
長く伸びた花軸に複数の花柄が間隔をあけてつく。下部の花柄ほど長く、すべての花が1平面上、または半球面上に並ぶもの。

※長く伸びた花軸に複数の花柄が間隔をあけてつき、花柄の長さがほぼ同長なのは総状花序(そうじょうかじょ)
花軸の先端から、ほぼ同長の花柄が放射状に伸びたものを散形花序(さんけいかじょ)。見た目は、両者とも似ているが、花柄の付け根に注目すれば区別できる。











▲散房花序 コデマリ(バラ科)

参考文献

土橋豊「ビジュアル園芸・植物用語辞典」(家の光協会)1999
岩瀬徹・大野啓一「野外観察ハンドブック 写真で見る 植物用語」(全国農村教育協会)2004

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