トウダイグサ科カンコノキ属カンコノキ,学名:Glochidion obovatum,by.かのんの樹木図鑑
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 トウダイグサ科 カンコノキ属】 学名:Glochidion obovatum
 カンコノキ
【 カンコの木 】   別名 / コクタンギ,オジゴロシ,ネズミサシ
 ●落葉または半落葉の低木〜小高木
 ●高さ:1〜6m
 ●花期:6〜10月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州(近畿地方以西),四国,九州,沖縄 *日本固有種
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑4>,2001年,P218
(2) 深津正,小林義雄著,木の名の由来,東京書籍,1993年,P62

2014.7.29 鹿児島県熊毛郡屋久町「西部林道」
2014.7.29 鹿児島県熊毛郡屋久町志戸子
▲カンコノキの幼木と思われる。道路わきのコンクリートのふきつけの隙間から,たくさん顔を出していた。フロンティア植物らしい。
2013.1.27 岡山県備前市「鹿久居島」
果実は直径約6oの刮ハ。9〜10月に熟して開裂するが,果皮が落ちても種子は長く残る。種子は長さ約3o。
2013.1.27 岡山県備前市「鹿久居島」 2013.1.27 岡山県備前市「鹿久居島」
小枝の先端はとげ状になる。
2013.1.27 岡山県備前市「鹿久居島」 2014.7.29 鹿児島県「西部林道」
樹皮は灰褐色で縦に細かく割れる。
「屋久島,種子島,琉球,中国南部,インドシナには葉が楕円形,長さ5〜14pで大きく,基部が左右不同のカキバカンコノキがある。」(2)
名の由来
「この木の葉の形をカンコ舟にみたてたもの」,カンコ舟とは,「俗に船底の平らな箱造りの,磯物採りやいか釣りに用いる小舟」(2)
岡山県情報
岡山県内では南部の海岸,島などに分布する。岡山県版RDBで留意種
鹿久居島では至る所でカンコノキが見られた。
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