【ロウバイ科 ロウバイ属】 | Chmonanthus praecox f.concolor | |
【 素心ろう梅 】 別名 / −− | ||
●落葉低木 ●高さ:2〜5m ●花期:1〜2月 ●果期: ●分布:中国原産 江戸時代初期に渡来 |
||
参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) P454 |
2006.2.25 岡山県吉備中央町「21世紀の森」 | |
ロウバイと同じ書き出しになってしまうが,いつの間にかソシンロウバイの花の咲く季節はやってきている。あまりにも早すぎて,いつも見に行くのを忘れている。 ソシンロウバイは,ロウバイよりも花が一回り大きく,花被片(かひへん)も幅があり豪華な感じがする。外側の花被片(かひへん)にはロウを塗ったような光沢があり,端正な美しさである。しかしながら,この美しいロウ質の花被片も,冬の厳しい寒さから花を守る術なのであろう。 花の中央部には,雄しべと雌しべが見える。雄しべは8個,中央に雌しべらしきものが確認できるが,図鑑の記述では,「雌しべは,壺型の花床(かしょう)の中に多数つく」(※山渓「樹に咲く花」)のは,上の写真ではよく分からない。 |
|
H17.2.11 岡山市「半田山植物園」 | H17.2.11 岡山市「半田山植物園」 |
岡山市「半田山植物園」 | |
これなどは,花被片(かひへん)の大きさなどは,どうみてもソシンロウバイっぽいが,中央に紫色が見えるのは,ロウバイの特徴である。このように迷う個体も時折ある。園芸的な品種改良だろうか? | |
●見分けるポイント●
(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.