ミカン科キハダ属キハダ,学名:Phellodendron amurense,かのんの樹木図鑑
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【ミカン科 キハダ属】 | Phellodendron amurense | |
【 黄膚 】 別名/ヒロハノキハダ | ||
●落葉高木 ●高さ:20m ●花期:5〜7月(雌雄別株) ●果期:9〜11月 ●分布:北海道,本州,四国,九州 |
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参考文献 (1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑4>,2001年,P240 (2) 千葉喬三監修,岡山の樹木,山陽新聞社,1989年,P149 (3) 奥田拓男著,岡山の薬草,山陽新聞社,1982年,P114 |
ニガキ科のニガキPicrasma quassioidesと葉の感じがよく似ているが,ニガキの葉は互生。 |
コルク層をはいだ樹皮を黄柏(おうばく)という。夏に樹皮を剥ぎ取り,日干しした後,叩いてコルク層を剥がし,甘皮を粉末にして生薬とする。 下痢,消化不良,食欲不振に用いられる。 |
キハダの名の由来は,樹皮を剥ぐと鮮やかな黄色を帯びた内皮が見えることによるが,同じような名の由来をもつのがアオハダ Ilex macropoda 。アオハダはモチノキ科の落葉高木で,樹皮を剥ぐと緑色の内皮が見える。 |
県北部の山地に多い。 |
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