ミカン科ゴシュユ属ゴシュユ,学名:Evodia rutaecarpa,by.かのんの樹木図鑑
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 ミカン科 ゴシュユ属】 学名 :Evodia rutaecarpa
ゴシュユ 
【 呉茱萸 】   別名 / ニセゴシュユ,カラハジカミ 
 ●落葉小高木
 ●高さ:3〜5m
 ●花期:5〜8月(日本には雌株のみ)
 ●果期:9〜12月
 ●分布:中国原産,
1720年頃薬用として渡来。各地で薬用植物として栽培される。
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社)P260
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)

2011.8.9 高知県立牧野植物園
葉は対生(たいせい)。長さ15〜35pの奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)。小葉(しょうよう)は,2〜5対で,長さ5〜15p。基部はくさび形で先端はとがる。裏面には多数の油点があり,脈上には短毛が密生する。
2011.8.9 高知県立牧野植物園
未熟な果実。9〜12月には赤紫色に熟す。日本には雌株しかなく種子はできないとのこと。果実は生薬として利用され,「呉茱萸(ごしゅゆ)」という。
ミズキ科のサンシュユと名が似ているが,サンシュユは山茱萸と書き,ゴシュユは呉茱萸と書く。数字の三と五ではない。
名の由来
呉の国の茱萸(しゅゆ=ぐみ)の意味だろうか。
岡山県情報
薬用植物として栽培される。
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