クスノキ科ハマビワ属アオモジ,学名:Litsea cubeba,by.かのんの樹木図鑑
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 クスノキ科 ハマビワ属】 学名 : Litsea cubeba
 アオモジ
【青文字】
別名/コショウノキ,ショウガノキ,ホイノキ(屋久島),ヨージンキ(屋久島),ミバナ
 ●落葉小高木(雌雄異株)
 ●高さ:4〜7m
 ●花期:3〜4月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州(静岡,滋賀,兵庫,岡山,山口県),九州,沖縄
参考文献
1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P440
2) 財団法人屋久島環境文化財団,『屋久島の植物ガイド』,2005年
3) 岡山県版レッドデータブック2009
4) 川原勝征『南九州の樹木図鑑』,南方新社,2009年
5) 川原勝征『新版屋久島の植物』,南方新社,2003年

▲下に見えるのはハドノキ
▲葉をもむと,クロモジと似たよい香りがただよう。
アマミウラナミシジミだと思う。
2014.8.3 鹿児島県熊毛郡屋久町志戸子
宮之浦から志戸子までの道のりでときどき見かけた。クロモジとは属のレベルで異なるが,屋久島にクロモジはない。
材は楊枝に,果実は香料に用いられる。雄株の花は切り花に利用される。(1)(雄花の方が花つきがよい。)屋久島には,昔,アオモジから香料を作る工場があったという。(5)
鹿児島県では,蕾や花の時期に,生花といっしょに墓に供える。(4)
名の由来
「樹皮についている黒い斑点を文字に例えてつけた名前のようだ。」(2)
岡山県情報
岡山県内では,難波早苗氏によって,1966年に発見され,その後見つかっていない。発見場所の新見市は寒冷地であることから,アオモジの生育に疑問をもつ考えもある。(3)
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